


■鍋コミュニケーション前提となるもの 世界鍋学会が「鍋」と呼ぶ場は食卓とその料理を 食べる人のグループを含めて鍋と呼びます。 本では「鍋料理」のことを「鍋」と呼ぶことが多い ですが、世界鍋学会では鍋料理だけでなく、鍋を囲 む食卓、鍋を囲む人々を含めて「鍋」と呼びます。
《鍋コミュニケーション前提 その1》
鍋では、2人以上の人で、大きめの調理器具を囲み、 食材を調理しながら食事を進める。
《鍋コミュニケーション前提 その2》
鍋の進行の責任を持つものを「鍋奉行」と呼ぶ。鍋奉行はそれを担当する人物の正確によって行う役割は変わるが、鍋の場が楽しい会話ができる場となるように努める。
《鍋コミュニケーション前提 その3》
食材はキッチンなどで下ごしらえをしてもよい。
《鍋コミュニケーション前提 その4》
鍋を食べ始める前に、鍋を囲むもの全員で「食材投入」のセレモニーを行う。(食材の触感を感じる と同時に、参加者の一体感を引き出すため)
《鍋コミュニケーション前提 その5》
鍋を食べながら、様々な会話を楽しむ。
《鍋コミュニケーション前提 その6》
鍋の食材だけでなく、汁に溶けだした味わいや栄養分も十分に楽しむ。
《鍋コミュニケーション前提 その7》
鍋の終盤には「締め」と呼ばれる、炭水化物の食材(ごはん、うどん、パスタなど)で満腹感を高めていくのが望ましい。
《鍋コミュニケーション前提 その8》
鍋の終盤には、本日の鍋の感想を語り合うのが望ましい。