「色々な業種の人と話せて
本当に楽しかったです!」
「これまでに食べたお魚の中で一番おいしかったです!」
川崎南部市場の魚屋さん柳 延豊さんとのお魚鍋会の様子です!目利きが選んだお魚の美味しさを皆さんに目いっぱい感じていただきました!!
「ベトナムの生の声が聞けて
すごいよかったです!」
「鍋も魚介のダシが出てて美味しくて、参加してとてもよかったです!」
日本で働きたいベトナム人を日本の企業につないでいる冨岡 秀人さんに話を聞きながらのベトナム鍋!
「牧場鍋、またぜひやってください!
友達を連れて行きます!」
「美味しい鍋と牛の癒しに大満足です!」
「都会にいるとこんなに自然に触れることないので貴重な機会でした」
「本当に牛はかわいいですね!」
みんな思い思いに鍋と牛との時間を味わっていただきました!
京都や栃木といった遠方からの参加者も!
私はもともと人見知りです。今でもそうです。小学生の頃は誰とも話せず、授業で先生に指されたものなら、どこかに逃げ出したくなりました。人と関わらないで済む仕事は何かなと考えた時、研究者/技術者の道を選び、ソニーで研究開発を仕事にしてきました。
ただ、鍋の場は違いました。鍋会は学生の頃から仲間を集めてやってきましたが、人見知りの自分でも鍋の場だと「世界を目指す!」とか熱く語れる「雰囲気」がありました。
この「鍋の雰囲気」は何なのだろう?鍋を囲むとどうして人は仲良くなるのだろう?
という問いを考え続けましたし、それはさて置き、そんな「鍋の場」を多くの人と作りたいしその良さを国内外に伝えていきたいと思いました。
「日本一鍋プロジェクト」は鍋のパワーを使ってものづくりを応援するプロジェクトですし、「世界鍋学会」は世界に鍋の場を広げていく会です。「株式会社ナーベ」は世界を鍋にする会社です。農家さんや熱い思いを持った人と鍋を囲むのはとても楽しいことです。鍋会をしますし、参加者の皆さんに「なんかみんなと初めて会った気がしません」「普段考えないような発想をしました」という声を頂けます。
そんな鍋会も数えること100回になりました。100回目は世界中の100人の人と鍋を囲みたいと思いました。それを実現するのが100人同時多発鍋です。
一箇所に一堂に会して鍋を囲むのも素敵ですが、今回イメージしたのは、全国の世界の鍋を愛する仲間たちが、同時に色々なところで鍋を囲んでいる光景です。幸い、インターネット/SNSの技術の進歩は、「離れていても一緒にいる感覚」を味わうことができるようになりました。
100人鍋は「100人で鍋を囲む」感動を感じると同時に、「物理的な距離は関係ない、離れていても気持ちが一つなら一緒にいる感覚になれる」という現代ならではの鍋の囲み方を、感じてみる試みです。
「100人同時多発鍋」は世界平和を目指す一歩です。世界中の人が鍋を囲む場を持てば、一緒に鍋を囲む「雰囲気」を味わえば、心は一つになります。美味しいものを食べている瞬間に争いたいと思う人はいません。
「世界を鍋にする」グツグツとお互いの個性を尊重しあって、お互いの味を引き立て合う瞬間をみんなで作り上げたいです。